地域猫活動について

地域猫愛護会 代表 小山なを美

地域猫活動は、飼い主のいない猫と人との共生をはかるために、横浜市瀬谷区で先駆的に始められ、現在では、全国各地で行われています。

港北ガーデンヒルズにおいても、平成2年の入居当初より、ここで生まれた猫、あるいは引っ越し時に置いて行かれた猫等を保護するために 有志4名による、①不妊去勢手術 ②里親探し ③餌やりが続けられてきました。

当マンションでも地域猫活動への理解が進み、2013年より不妊・去勢手術については、自治会より上限5万円として補助金が支給されるようになっていますが 現在では協力病院(青葉区の明和動物愛護病院、雌雄問わず手術費5,000円)と横浜市の助成金(1頭5,000円)の申請により、ここ数年、手術費の発生をみていません。
しかしながら、上記病院の休院かつ緊急に手術が必要な場合には、当該病院以外でも手術を実施することがあり、引き続きのご理解ご協力をお願いいたします。

現時点での対象頭数は、敷地内3頭、山崎公園6頭で、このうち2頭は高齢猫です。ただ山崎公園については流動性があり、急に出現し、そのうちいなくなる猫もいます。

保護活動の担い手の高齢化に伴い、主活動は現在1名のみで、2名が補助的にかかわっており、協力者の増員が求められますが、餌やりは自己負担のこともあり、中々協力者が得にくい状況の中、今後の活動が懸念される昨今です。

とはいえ、ガーデン入り口の池周辺については、長老猫のすずが亡くなり、1匹となりましたが、周辺の方々を含め支援者が多く、猫に優しい地域であることを嬉しく思っております。